Sass(SCSS)の基本構文5選
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				実行環境
| OS | macOS Catalina 10.15.7 | 
| Sass | 1.34.0 | 
実行環境がない方は、こちらの記事を参考にしてください。
Sass(SCSS)の基本構文5選
今回は、Sass(SCSS)の基本構文を5つご紹介します。
- コメント
- 変数
- インターポレーション
- ネスティング
- 親セレクタ
コメント
コメントを使用するには、”/* 〜 */” でコメントを囲むか “//” でコメントアウトします。
/* 〜 */ で囲ったコメントはCSSファイルに出力されます。
// の後ろに記述したコメントはCSSファイルに出力されません。
/* CSSに出力されるコメント */
// CSSに出力されないコメント/* CSSに出力されるコメント */変数
変数を使用するには、変数名の頭に “$” をつけます。
スコープ外の変数を指定した場合、コンパイルエラーとなります。
ヒント
変数にはスコープ(範囲)という概念があります。
スタイルシートで宣言された変数は「グローバル変数」として扱われ、どこからでもアクセスできます。
ブロックで宣言されたものは「ローカル変数」であり、宣言されたブロック内でのみアクセスできます。
$color-red: red; // グローバル変数
.error {
  color: $color-red;
}
.info {
  $color-blue: blue; // ローカル変数
  color: $color-blue;
}
// コンパイルエラー
// .info_border {
//   border: solid 1px $color-blue;
// }.error {
  color: red;
}
.info {
  color: blue;
}インターポレーション
インターポレーションを使用するには、変数名を “#{ 〜 }” で囲みます。
インターポレーションを用いることで、セレクタやプロパティ名にも変数を使用することができます。
セレクタやプロパティ名にインターポレーションを使用しなかった場合、コンパイルエラーとなります。
$name: twitter;
.icon-#{$name} {
  color: deepskyblue;
}
// コンパイルエラー
// .icon-$name {
//   color: black;
// }.icon-twitter {
  color: deepskyblue;
}ネスティング
セレクタをネストして記述することができます。
nav {
  ul {
    list-style: none;
    margin: 0;
    padding: 0;
  }
  li {
    display: inline-block;
  }
}nav ul {
  list-style: none;
  margin: 0;
  padding: 0;
}
nav li {
  display: inline-block;
}親セレクタ
セレクタの頭に “&” をつけることで、親セレクタを指定することができます。
a {
  text-decoration: none;
  &:hover {
    opacity: 0.8; 
  }
}a {
  text-decoration: none;
}
a:hover {
  opacity: 0.8;
}お疲れさまでした
Sass(SCSS)の基本構文5選をご紹介しました。
少しでも参考になれば幸いです。
